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会議の録音に同意は要るのか、録音データを個人情報としてどう扱うのかは、AI議事録やボイスレコーダーを選ぶ前に整理しておきたい点です。この記事では、Plaud、Notta、tl;dv の3サービスについて、公式ページに書かれたデータの扱いと料金を、個人情報保護委員会の資料とあわせて整理します。参加者への告知や利用目的の伝え方は、道具の設定と社内の運用の両方で決まります。
要点(3行)
- 1人で使う人なら、Notta。プレミアムは、個人で本格的に文字起こしをしたい人向けの1アカウント用プランです [4]
- 2〜10人の会社なら、Notta。ビジネスは小規模チームでの共同作業向けで、セキュリティ管理や利用状況レポートが加わります [4]
- 無料で始めたい人なら、tl;dv。無料プランはクレジットカード不要で、AIメモを使える会議が10回分含まれます [3]
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-30 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
税込1,185円/月〜
無料枠 フリープランは月120分、1回3分まで
データは日本国内に保管され、ISO 27001 認証を取得
料金は公式ページで確認
無料枠 月300分の文字起こしができる Starter プラン
会話データは、利用者が同意しない限りモデルの学習に使わないと案内
料金は公式ページで確認
無料枠 無料プランは AI メモを使える会議が10回分
SOC 2 Type II に対応し、データを AI モデルの学習に使わないと案内
選び方
結論
1人で使う人
Nottaプレミアムは、個人で本格的に文字起こしをしたい人向けの1アカウント用プランです [4]
2〜10人の会社
Nottaビジネスは小規模チームでの共同作業向けで、セキュリティ管理や利用状況レポートが加わります [4]
無料で始めたい人
tl;dv無料プランはクレジットカード不要で、AIメモを使える会議が10回分含まれます [3]
選定基準(選び方の軸3つ)
選び方の3つの軸
- 料金の形: Notta は表示価格が税込と明記され [4]、Plaud は米ドル表示です [1]。tl;dv は金額が載っていても、税込か税抜かが公式ページの記載から読み取れません [3]。
- 録音前後の運用: Plaud の公式ページは、録音の前に周囲へ伝えて了承を得るよう案内しています [1]。個人情報保護法のガイドラインには、利用目的の特定や、取得時の利用目的の通知・公表といった項目があります [7]。
- データの扱い: AI の学習への利用、保管場所、認証の取得状況は、サービスごとに公式ページの書き方が違います [1][2][3]。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| Plaud | 要確認 | あり | あり | あり |
| Notta | あり | あり | あり | あり |
| tl;dv | 要確認 | あり | あり | 要確認 |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-30 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Plaud | 料金は公式ページで確認してください(米ドル表示)[1] | 月300分の文字起こしができる Starter プラン [1] | 経営者やチームなど [1] | MCP・CLI、デバイス SDK と API [1] | 問い合わせには24時間以内に返信すると案内 [1] | 会話データは、利用者が同意しない限りモデルの学習に使わないと案内 [1] | 一部の機能は言語・地域によって使えない場合がある [1] |
| Notta | プレミアム 税込1,185円/月、ビジネス 税込2,508円/月[4] | フリープランは月120分、1回3分まで [4] | 個人から小規模チームまで [4] | Zoom、Notion など [4] | 運用・保守は24時間365日体制 [2] | データは日本国内に保管され、ISO 27001 認証を取得 [2] | 表の月額は12ヶ月分一括払いの表示。無料トライアル後は自動更新 [4] |
| tl;dv | 料金は公式ページで確認してください [3] | 無料プランは AI メモを使える会議が10回分 [3] | 個人・小規模チーム向けのプランと、組織向けのプラン [3] | Salesforce、HubSpot、Slack など [3] | 公式ページで確認 | SOC 2 Type II に対応し、データを AI モデルの学習に使わないと案内 [3] | 金額の税込・税抜が公式ページの記載から読み取れず、データの保管場所は公式ページの案内先で確認が必要 [3] |
各サービスの公式情報
Plaud
料金は公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-30 時点
- 向いている人
- 専用端末で対面の会話や会議を録りたい人 [1]
- 向かない人
- 円建ての料金表示を前提に選びたい人 [1]
- 長所
- 会話データは利用者が同意しない限りモデルの学習に使わず、通信時と保存時に暗号化すると案内しています [1]
- 短所
- 機能が言語・地域・端末によって使えない場合があると注記されています [1]
- 料金
- 料金は公式ページで確認してください [1]
Plaudの料金はいくら?
料金は公式ページで確認してください [1]。
公式ページの注記に、録音の前に周囲へ伝えて了承を得ること、プライバシーと現地の法令に配慮することが書かれています [1]。ツール側の案内を参考にしつつ、自社の会議でどう伝えるかを決めておくと運用しやすくなります。
Notta
プレミアム 税込1,185円/月
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-30 時点
- 向いている人
- 国内にデータを置く前提で、円建ての料金を比べたい人 [2][4]
- 向かない人
- 無料のまま長い会議を録音したい人。フリーは1回3分までです [4]
- 長所
- ISO 27001 認証を2023年9月に取得し、データは日本国内に保管されます [2]
- 短所
- 「AI学習なし」は、料金表ではエンタープライズと士業向け特別プランの項目に載っています [4]
- 料金
- プレミアム 税込1,185円/月[4]
Nottaの料金はいくら?
プレミアム 税込1,185円/月[4]。
データは送信時と保存時に暗号化されると案内されています [2]。3日間の無料トライアルを使う場合は、期間が終わるとプレミアム年間プランで自動更新になるため、続けない場合は終了前の解約手続きが必要です [4]。
tl;dv
料金は公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-30 時点
- 向いている人
- Zoom、Google Meet、Microsoft Teams の会議を記録したい人 [3]
- 向かない人
- 金額と税の扱いを公式ページを開かずに把握したい人 [3]
- 長所
- 国際的な基準の SOC 2 Type II と GDPR に対応し、DPA とトラストセンターが案内されています [3]
- 短所
- 無料プランは AI メモを使える会議が10回分までです [3]
- 料金
- 料金は公式ページで確認してください [3]
tl;dvの料金はいくら?
料金は公式ページで確認してください [3]。
ボット方式とボットなし方式を会議ごとに選べます [3]。主催者でなくても、参加しているメンバーなら記録を始められるため、だれが録音してよいかは社内で決めておくと安心です [3]。
用語の定義
くわしく読む
個人情報とは?
個人情報とは、生存する個人に関する情報のうち、氏名や生年月日などにより特定の個人を識別できるものです [7]
要配慮個人情報とは?
要配慮個人情報とは、人種、信条、社会的身分など、不当な差別や偏見が生じないよう取扱いに特に配慮を要する記述等が含まれる個人情報です [7]
関係する制度
くわしく読む
個人情報保護法のガイドライン(通則編)は、業種や規模を問わず、個人情報取扱事業者に当たる事業者に適用されます [7]。小さな会社や個人事業も対象になりえます。
同じガイドラインは、本人の氏名が含まれるなど特定の個人を識別できる音声の録音を、個人情報の事例に挙げています [7]。会議の録音に参加者の名前や発言が残るなら、その録音データは個人情報として扱う場面があると考えられます。声の特徴を本人認証の目的で変換した符号は、個人識別符号に当たる場合があります [7]。
ガイドラインの目次には、利用目的の特定、取得時の利用目的の通知・公表、要配慮個人情報の取得といった項目があります [7]。要配慮個人情報は、取得に原則として本人の同意が必要です [7]。一方で、録音そのものに同意を一律に求める規定は、ガイドラインの記載からは読み取れません。個別の場面は公式ページで最新の情報を確認し、迷うときは個人情報保護法相談ダイヤルの案内も参照してください [5]。
生成AIサービスの利用については、個人情報保護委員会が注意喚起等を公表しています [6]。詳しい内容は別添の資料にあり、この記事では内容を確認していないため、公式ページで最新の情報を確認してください。法律本体は、令和8年10月1日施行版の新旧対照表が掲載されています [5]。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- Notta のプレミアムを1アカウントで1年使う場合: 計算式: 税込1,185円/月 × 12か月 = 税込14,220円(2026-10-30時点の料金から計算)
- Notta のビジネスを1年使う場合: 計算式: 税込2,508円/月 × 12か月 = 税込30,096円(2026-10-30時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。ビジネスのアカウント数ごとの料金は、公式ページで確認してください。Plaud と tl;dv は、金額を公式ページで確認してから計算してください。
よくある質問
Q. 会議の録音に同意は要りますか?
ガイドラインの記載からは、録音への同意を一律に求める規定は読み取れません。Plaud の公式ページは、録音の前に周囲へ伝えて了承を得るよう案内しています [1]。個人情報保護法側では、利用目的の通知・公表の項目があり、要配慮個人情報の取得は原則として本人の同意が必要です [7]。個別の場面は公式ページで最新の情報を確認してください。
Q. 録音データは個人情報にあたりますか?
本人の氏名が含まれるなど、特定の個人を識別できる音声の録音は、個人情報の事例に挙げられています [7]。参加者の名前や発言が残る会議の録音は、個人情報として扱う前提で運用すると整理しやすくなります。
Q. 録音データが AI の学習に使われるかは、どこで確認できますか?
Plaud は、利用者が同意しない限りモデルの学習に使わないと案内しています [1]。tl;dv は、データを AI モデルの学習に使わないと案内しています [3]。Notta は、料金表で「AI学習なし」がエンタープライズと士業向け特別プランの項目に載っているため、契約するプランごとに公式ページで確認してください [4]。
Q. 無料で試すときに気をつける点は何ですか?
Notta のフリープランは月120分で、1回につき3分までです [4]。tl;dv の無料プランは、AI メモを使える会議が10回分です [3]。Plaud は月300分の文字起こしができる Starter プランが案内されています [1]。実際の会議の録音を試す前に、参加者への伝え方を決めておくと安心です。
Q. 小さな会社でも個人情報保護法は関係しますか?
ガイドライン(通則編)は、事業者の業種・規模等を問わず、個人情報取扱事業者等に当たる事業者に適用されます [7]。会議の録音を扱う小さな会社や士業も、対象になる場合があります。
